塩害対策
こんばんは。
今日は、風の強い日でした。。
不覚にも、洗濯物が飛んでいってしまいました。。さらに不覚にも飛んでいったのは妻の服。。。
洗濯物干し係りとしましては失格ですね。。。
そんな本日、実は大安の日なのですね。新規のお客様との契約日でした。
順調にご契約させて頂き、精一杯頑張ろうと意気込んでいる次第なのですが、
比較的海から近い敷地の新築物件で、塩害で困っているというお話を伺いました。
弊社の事務所も海から400メートルと海に近く、塩害をうける地域となります。
自転車・バイクはすぐ錆びますし、エアコンの室外機のケースも早くに錆びがでてきます。
鉄部が露出するものは、とにかく錆びます。ステンレスはもらい錆びがひどいです。
そのため、塩害の多い地域で、外部手摺をつくる際など、いつも慎重になります。
木製で作れるものは問題ないのですが、鉄製のものは最低でも溶融亜鉛メッキでどぶ付けしたものを使うようにしております。場合によってさらに不安を感じる場合には、溶融亜鉛メッキどぶ付けの上に、木の挽き板でカバーをし、鉄部が空気と直接接触しないように工夫します。
↓右側のルーバー手摺の支柱(縦材部分)は、鉄製のフラットバーを溶融亜鉛メッキどぶ付けし、さらにヒバ材でカバーしたものになります。
塩害が多い地域では、苦労も多いですが、海の近くであるという”魅力”を引き出せたらと思います!
また、本日の契約物件について、ご紹介できることがあれば、紹介したいと思います。
ではでは。
大屋根
おはようございます。
最近、少々体調を崩し、ブログをご無沙汰してしまいました。。
体調を崩すと、仕事がたまり、無理をしてしまう、ブログも書けない、、と悪循環になってしまいますね。
ようやく日常を取り戻した感がありますが、皆様は、お元気でしょうか?
体調管理は大切ですね。
さて今日の話題は、大屋根。
弊社の設計では、由比ガ浜の家(屋根につながる家ースパイラルルーフ)やカザハヤテラスなど、屋根に特徴があるものが多くあります。特に屋根にこだわって設計をしているわけでは無いのですが、光のとりいれ方や風の流れを考えているうちに、このような形態となっています。
由比ガ浜の家では、フッ素樹脂塗装のガルバリウム鋼板を使用しており、カザハヤテラスではFRP防水屋根としています。
↓由比ガ浜の家(屋根につながる家ースパイラルルーフ)
↓カザハヤテラス
ちょうど、今日のhomifyの記事も大屋根特集で、弊社が紹介されていますので、のぞいてみてください。
https://www.homify.jp/ideabooks/2421872/こんな家に住んでみたい!多彩な大屋根の家25軒!
割れタイルの床仕上げ
こんばんは。今夜も一段と寒い日ですね。
こんな寒い日は、暖かいお風呂にゆったりと入ってくつろぎたいものですね。
さて、そんな今日の話題は、お風呂の床仕上げの話。その中でも割れタイル床仕上げについてです。
以前、「屋根につながる家」の浴室床で割れタイル(クラッシュタイル)を使用しました↓
浴室床は、足の触感が良く、また滑りにくい素材である必要があります。
そうした観点から、割れタイル(無釉タイプ)を使用したのですが、ここでは何と、タイルを私自ら貼らせて頂きました。
職人さんにやってもらう時は、できるだけ目地を細くし、密実につまっているように仕上げたいと、難しいことを言って困らせているのですが、いざ自分がやってみると、なかなかと大変なことに気付かされます。
目地をできるだけ小さくしたかったので、まずは割れタイルを接着剤を付けずに並べてみて、そのあと、貼りやすい面積で区切りながら養生テープでバラバラにならないようにタイル表面を固定し、その後一旦取り外し、接着剤で貼っていきました。
遅い時間から始めたのがマズかったのですが、いつの間にか日が暮れ、完成したころには日が昇り始めてしまいました。。
しかしながら、如何でしょう↓
そしてお風呂全体の感じは↓
苦労の甲斐がありました。
壁面の色とも上手く合い、なかなかのお風呂になりました。
壁面などの仕上げについては、また紹介します!
ではでは!
※浴槽エプロン(浴槽の立ち上がり部分)は、タデラクト仕上げ(モロッコの左官)、壁面はマーブルフィール(ドイツ漆喰)です。
思い入れのステンドグラス
こんばんは。
今夜は今朝よりも温度が低くなってきていますね。
明日はとても寒いらしいです。風邪をひかないように気を付けましょう!
さて、今日の話題は、「屋根につながる家(由比ガ浜の家)」のステンドグラスについてです。
リビング側の玄関に、このステンドグラスはあります↓
これは、「屋根につながる家」ができる前、つまり、古くて解体した、かつての応接間に飾られていたものです。
ところが、応接間に設置した当時、実は上下反対に設置されてしまいました。
修正すればよかったのですが、当時設置してくれた工務店の方々が、大変苦労して設置されていたこともあり、日光東照宮の逆さ柱に喩えながら、修正されないまま、時が過ぎてしまいました。
そういう経緯があったため、「屋根につながる家」の計画が始まった時、今度こそ正規の向きでこのステンドグラスを設置して、今まで以上に、映えるようにしてほしいと、依頼されたのです。
そうして、「屋根につながる家」の玄関に据えられたステンドグラスは、この家のインテリアカラーのベースとなり、玄関土間には、このステンドグラスの色から派生した色のガラスナギットが埋め込まれています。
また、ステンドグラスをより効果的に見せるために、鏡を横に設置し、より大きく、より存在感のあるものとしています↓。
思い入れのある”モノ”が、リフォーム後にも輝き続けるのは、とても大切なことですね。
「屋根につながる家」にお越しの際は、是非ご鑑賞ください!!
homifyで紹介されました
こんばんは。
天気予報通り、雨ですね。貴重な雨です。
肌がカサカサの今日この頃ですからね。
さて、今日の話題は、homifyの「自然を身近に感じられる5軒の家」の記事についてです。
この記事で、弊社の「屋根につながる家(由比ガ浜の家)」が取り上げられいます。
是非、読んでみてください。
記事では由比ガ浜の家の屋上庭園について書かれておりますが、中庭も、自然を身近に感じられるように、いろいろと苦労して設計しました。中庭とリビングに一体感がうまれて、屋内に自然を持ち込めないか、、等々です。
結果的には、リビングを、4.2メートルの天井高さにし、天井いっぱいに開口部を設け、中庭と床レベルと揃え、床タイルも中庭と同じものを使用し、よりすっきりとしたデザインとしました。↓
室内の床レベルと中庭の床レベルをそろえるには、雨仕舞について、問題が起きないようにしないといけません。そこで、中庭と室内の境のサッシ下に溝をきって雨水が流れるように処理しています。こうしておけば、豪雨がこようと全く心配はないです。
由比ガ浜の家は、海から400メートル程度しか離れていないため、台風や強風時は、結構潮や砂が飛んできます。
そのため、綺麗な緑を維持しようとすると、台風の後など、植木に水をかけて、潮を落としてやらないと、植木が傷んでしまいます。そのため、こまめに庭木に手をかけてあげる必要があります。。
ひょっとすると、こまめに庭に手をかけたくなるような空間こそが、自然をより身近に感じる空間なのかもしれません。。。
ではでは。
パンチングメタル
おはようございます。
最近は、なかなかすっきりと晴れが続く天気にならないですね。
今日も、今はくもり。これから晴れるのでしょうか?気持ちは晴れでいきましょう。
さて今日の話題は、パンチングメタル。小さな穴がたくさんあいた、金属板です。
通風とプライバシーの確保を共に満たしてくれる目隠し板として良く使われています。
ただ、気をつけないといけないことが幾つかあります。
・昼間、目隠し板として機能していても、夜、室内に照明をつけたとたんに、結構透けて見える場合がある。
・穴の大きさや、設置場所によっては、子供が指を突っ込んで、怪我をする場合がある。
・穴を通して、風が抜ける分、風圧が余計にかかる場合がある。
・固定用のビスなど、金属同士のイオン化傾向の違いから電蝕反応を起こし、溶けてしまう場合がある。
以上の点を気を付けて使用すると、ものすごく面白い素材で、色々なことができます。
パンチングメタルを2枚ずらして重ねてみると、モアレ現象がおきたり、パンチングの穴の大きさと配列をデザインすることで、グラデーションになったり、絵画のような表現もできてしまいます。
弊社では、由比ガ浜の家で、パンチングメタルを試してみました。この際は、よりプライバシーを考慮して、バーリング加工といって、穴の回りに膨らみがあるタイプのパンチングにしました。こうすると、開口率を多めにとっても、視線はよりカットしてくれるのです。さらに、パンチングパネルの前面に植え込みをすることで、よりプライバシーを高めたものにしています。
ブラインドでも、パンチング状の羽のタイプがありますので、お気軽に楽しむこともできます。ただ夜、室内に照明をつけたときの透け具合は確認しましょう!
庭づくり
こんにちは。
今日は天気も良くて、鎌倉も混雑しそうですね。円覚寺の山門前のモミジも赤く色づいております。
鎌倉のお寺さんをまわると、庭づくりにも興味がわいてくると思います。
弊社でも、寺院の造園も手がけている植木屋さんと協力して以前庭づくりをしました。
それがこちら↓
タイル貼りのギザギザのデザインをした後に、庭石の配置や植木の位置を植木屋さんと考えてつくりあげました。特に石の配置や向きは、石の”顔”を読みながら検討しないと、おかしなことになり難しいものです。石と長く向き合って、石の顔が読めるようにならないと、、ですね。
ではよい一日を。
ガラスナギット洗い出し仕上げ
こんにちは。
今日は冷え込んでいますね。。明日は54年ぶりの”11月の初雪”となるのでしょうか??
昨日は打ち合わせなどでブログ更新できず、連続更新残念。。
さて気を取り直して、今日の話題は、ガラスナギット洗い出し床仕上げについてです。
下の写真をみると、ガラス玉がコンクリート床に埋め込まれています。
よく小さな石が埋め込まれているのを見かけることは多いと思いますが、そのガラス玉バージョンです。
このガラスナギットというのは、色々なサイズと色がある、不揃いなガラス玉で、ステンドグラスの材料に使うものです。
洗い出しとは、小さな石をモルタルと一緒に練り込んで、床や壁に塗り、モルタルが乾かないうちに、洗ったり削り出したりして、独特の表情を作り出すことを言います。
この写真にあるガラスナギット洗い出しは、モルタルを先に床に塗り込んだ後、急いでガラスナギットをばらまいて鏝で押さえ込み、少し時間をおいてから、ワイヤーブラシで削りだしたものになります。
モルタルの乾く時間のタイミングを熟知してやらないとうまくいかず、広い面積を施工するときは、幾つかに分割して施工するなど工夫が必要です。 夏の施工は乾く時間が短いので、大変です。。
苦労して作ったものは、大変味があって、いいものですね。
ではよい祝日を!
色のついた光
おはようございます。
今週は天気がイマイチのようで、週末は冷え込むようですね。
暖かく過ごしましょう。
さて、本日の話題は、ちょっと遊びのある、光のとりいれ方です。
弊社設計の”屋根につながる家(由比ガ浜の家)”では、窓から直接、光を入れる、、というだけではなく、一旦壁に光を反射させてから入れるという方法を試みています。壁に色をつけておくと、反射して光にも色がつくのです。
この写真では、黄色い光が見えると思いますが、この光は、手前にゴールドで塗装した壁があり、そこに反射して黄色くなった光が室内側に降り注いでおります。
次の写真は、階段ですが、階段の上の階を柿渋色に塗装しそこへ窓を設置したケースです。まさに赤い光が上階から降り注ぐような状態になります。
この階段をのぼると、
赤い光につつまれるような感覚です。
いずれも、太陽の位置や高度にも影響されますので、季節や時間帯によっても色の出方は変わってきます。
タイミングのよい時期に、また紹介させて頂きます!
ではよい1週間を!
屋上緑化がhomifyで紹介されました
こんにちは。
今日は、昨日と変わって、暖かくよいお天気ですね。
まさに行楽日和。よい1日をお過ごしでしょうか?
さて、本日の話題は、屋上緑化です。
弊社設計の由比ガ浜の家(屋根につながる家)の屋上緑化が、homifyのサイトで紹介されました。
屋上緑化は、大抵夏の写真が多いのですが、四季を通して楽しめるものです。
<秋>
糸ススキが穂をだし、お月見をしたくなります。
<冬>
雪化粧。。スキーは、、やめた方がよいです。。
<春>
5月から芝生が色づき始め、6月に入ると糸ススキもどんどん伸びていきます。
<夏>
緑がとても綺麗です。
<そして秋>
秋が深まった頃の写真です。芝生(野芝)も少し赤く紅葉します。
如何でしょうか?
四季を通して楽しめる屋上緑化です。
ご興味をお持ちの方は、是非ご連絡くださいませ!
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